子供の性格と塾選び

子供の性格を無視した塾選びはNG

子供の性格と塾の組み合わせ。しっかり見極めていますか?

塾に入れれば、子供の成績が上がる。自分が手があかないとき、塾の先生に勉強見てもらえる。仕事から帰ってくるのが遅い。そんな時、塾に行っていると助かる。

いろいろな理由で塾に通わせることを考えていると思います。でも、子供の性格を考えずに塾に入れると、逆効果になってしまいます。まず自分の子供がどういう性格なのかを見極めてください。そして子供と話し合いをして塾を決めてください。

けれども、自分の子どもに対しては親であるために客観的に見ることができなくて、どんな塾を選んだらいいかわからないという悩みも聞きます。

親としては悩ましいところですね。

子供の性格5タイプと適した塾の組み合わせ

子供の性格別の向いている塾

よくある子供のタイプを5タイプに分けてみました。それぞれどんな塾が適しているのかもまとめてあります。子供の性格と塾の組み合わせに悩んだとき参考にしてください。

1 自分に自信がない消極的なタイプ

①内向的である
②気が小さい
③自分自身に自信がない

一見成績を伸ばすのが難しそうに見えますが、①から③タイプの子供はきっかけさえあれば自信を持つことができるので、学力や能力が伸びます。

この①から③タイプは大きく2つのタイプに分けられます。

1つ目は、成績が真ん中が真ん中より下。主要教科に弱いタイプ。このタイプは、苦手な科目を克服すると自信を回復でき、全教科に良い影響があります。

2つ目は、能力がとてもあるのに自信がないので勉強に消極的。そのため成績が伸びないタイプ。このタイプは得意な教科をより伸ばすと、自分はできるんだと自信を持つことができ成績が伸びていきます。

自分に自信がなく消極的なタイプの子供たちは、他人との競り合いに弱いです。他のこと競争するのが苦手なのです。そのため競争心を煽って学力をつけさせるタイプの塾は向いていません。はっきり申し上げると、受験塾は向いていません。

得意な教科や苦手な教科を伸ばすための特定科目を教えてくれる塾や、学校の勉強補ってくれるような塾が向いています。また自己主張が苦手ですから、大きな大人数の塾よりも、子供一人一人を見てくれる少人数制の塾が望ましいです。

子供に受験をさせたいと思っていて、受験塾に入れたい場合は、まず少人数の塾で学力を上げて自信をつけさせ、その時点で受験塾や大手の塾に転塾する方が子供への負担が少ないです。

2 集中力がない、情緒が不安定なタイプ

飽きっぽく感情が激しい。そのため勉強も集中ができない。

これは勉強が面白くない、興味が持てないということが原因にあります。つまり勉強の面白さがわからないということです。

このタイプの子供は、勉強の面白さを教えてくれる塾へ通わせると良いです。そのため受験中心の塾は向いていません。

塾のタイプとしては特定科目を教えてくれる塾や、少人数制の塾が向いています。

3 人の言うことを聞かない反抗タイプ

子供には反抗期がありますが、その反抗ががあまりに凄まじいと、学習に差し支えることがあります。

親や先生に勉強しなさいと言われるとわざと反抗したり怠けたりするタイプです。声をかけなければ勉強するのかと言えばそうでもなく、いつまでも遊んでいる。

親にとって、なかなか手強いタイプです。

このタイプの子供は、押しつけがましくガミガミ感情的に接すると反抗的な態度が増してしまいます。

そして、ますます学習する気がなくなります。

このタイプの子供は、その反抗的な態度の裏に自分の勉強に対する自信のなさがあります。子供の自信を引き出してやるためには、叱るよりほめろ方式です。勉強への自信を持つようになれば、だんだんと反抗的な態度も減っていきます。

このタイプの子供に親が勉強教えるのは難しいです。親はどうしても子どもに対して感情的になりやすいためです。そのためこのタイプの子供は、塾の講師など他人の冷静な指導が必要です。

このタイプの子供は、塾のタイプよりも先生の資質の方が重要になりますので、少人数のタイプの相性の良い先生を選ぶ必要があります。あるいは、家庭教師を選ぶのも効果的です。

繰り返しますが、このタイプの子どもに勉強をさせるには、塾のタイプより先生の資質が重要になります。子供と相性の良い先生選びに重点をおいてください。

4 自立心がなく、人に依存しやすいタイプ

何をするにも人を頼る。自分自身の努力で頑張るということができないタイプの子供たちです。

このタイプの子供は、勉強教える側や対応する側も、強気に突き放すぐらいの態度が必要になります

手取り足取りの指導よりも、強気で教えられるタイプの先生がいる塾が良いです。そして、勉強の必要性を教えてくれる、勉強の面白さを教えてくれるところが良いです。

5 自信過剰で成績が優秀なタイプ

成績が優秀で、目的がはっきりしていて、行動力もある。そんな生徒は初めから受験塾に通わせて大丈夫です。大きな塾で、多くの成績優秀者の中でもまれることも、上位有名校を受験する人には良い経験になるでしょう。

ただし注意点が1つあります。

成績は優秀ですが自信過剰すぎて、自分の実力を過剰に評価している子供がいます。

このタイプの子供は、学校の授業や教材をバカにすることがあります。学校ではトップの成績でも、大手塾の入塾テスト受けると偏差値が48ぐらいで50に届いていない。そんなこともあります。上には上がいるのです。

このタイプの子供は、勉強のスピードがはっきり見える。自分の実力がどのくらいなのかいつでもわかるようにすると良いでしょう。さらには、具体的な勉強計画を立ててそれを完全に実行する。そうすることが、生徒自身のモチベーションに繋がります。ただ、勉強の仕方が機械的になりがちなので、その点は注意しましょう。

このタイプの子供こそ、成績が上位の生徒が多くいる大人数の受験塾へ通わせると良いでしょう。

子供を塾嫌いにさせないためには

勉強嫌い

やっと塾を選んで、子供を通わせることになった。でも子どもの様子をしっかり見ていないといつの間にか子供が塾嫌いになっていた。そんなこともおこります。

では、塾が自分の子供にとってプラスになっているかどうやって見極めたらいいのでしょうか。子供が塾にないなっていないかどうやってチェックしたらいいのでしょうか。そのためのチェックポイントはこんなことです。

8つのチェックポイント

チェックポイントは8つあります。

①塾に通うとき元気に出かけて行きますか。
②塾の勉強がわかると行っていますか。
③この塾で勉強するのが好きだといいますか。
④塾の講師が好きですか。
⑤塾に行く時間と帰ってくる時間は正確ですか。
⑥塾の話をしますか。
⑦お友達はできましたか。
⑧成績は上がりましたか。

8つもチェックできないときは!

これを一つ一つチェックするのは難しい。あまり子供と話す時間がない。

そんなときは、学習意欲がなくなっていないか、塾に出かけるときぐずぐずしていないかだけでもチェックしましょう。

この2つは、塾嫌いがはじまったときによく見られます。

塾をやめたら子供はどう変化するのか

塾へ行っても成績が伸びないし、無駄なお金ばかりかかる。本人も塾に行きたくないというので、塾をやめさせたらずっと遊んでばかり…。

成績が伸びなかったり、塾に行きたがらないというのは、塾か親のどちらかに原因があるものです。その理由をつきとめず、ただ塾をやめさせるのは問題が残ります。

さて、塾をやめた場合に子供はどう変わるかということですが、親はどのように予想しているのでしょうか。

小学生の親は「もっと遊ぶようになる」と考えており、中学生の親は「勉強をあまりしなくなる」と予測しています。

そのほか、小学生、中学生の親ともに「勉強がわからなくなる」「成績が悪くなる」「生活のハリがなくなる」「希望校への進学が難しくなる」「家でゆっくりするようになる」「たくさん寝るようになる」などと予測しています。

まとめると親は、子供が塾をやめると「遊ぶようになり(ゲームなども含む)、勉強しなくなり、成績が落ちて、希望校に進学できなくなる」と予測しています。親は塾をやめることに対して大きな不安を持っているのです。

それだけに、こどものための塾選びは慎重になりますし、迷うのは当然なのです。親はみんな悩んでいるのです。あせらず塾を選んでいきましょう。